俺学 アルバイト編

レジ打ちが嫌いだった。

レジ打ちが嫌いだったんだ俺は。以前に某飲食店でアルバイトをしていて、そこでは調理と接客を全員が兼任する形態だった。俺はレジ打ちが嫌いだったんだよ。先ず接客が苦手なのは特筆してどうのこうのする必要もないだろうけれど、次点で嫌いだったのは「客の姿容とその客の購入する商品が分かること」だったよ。「この客は学校の部活が終わって夕食を買いに来ている女子高生だなー。両親は共働きなのかなー」とか「このヤ○ザみてーなお客様は御小指が無くなられておられるなー。なんでいつもコロッケ1つだけ買っていくのかなー」とか。首を突っ込めるワケでもないのに「ん？」と思う違和感を抱く余裕ができちゃったんだろうね。俺はレジ打ちが嫌いだったんだよ。特別「変な客」ってワケでもないのに、そいつの「変な人生」を勝手に想像して俺の中に創造しちゃうクセがついちゃった。よ。だから俺は極力調理に逃げた。それだけ。終。NHK。今の俺は宛ら期末試験前に部屋掃除をする高校生。気紛れにスーパーに行けば財布の中身を雑草と交換してもらう日々。右手の平和を左手で反響。おれは右利きなので7：3くらいの頻度。パーラメントなんか吸ってたらサラリーマンになっちまうぜ。槇原敬之の歌詞みたいな人生を送りたいのにクソして寝るのデフレスパイラルから抜け出せない。TokyoをCarharttで固めたいのに余裕を持って買える収入を確立する前にそんな恰好も出来ない年になる気しかしない。TOKYOで就職できる気もしねぇよ。朝起きて日光に腹が立ち何も手につかず、昼は気温上昇によりストレスで何も手につかず、夜はなんやかんやで何も手につかず。昨日より冴えてないツラ、この感じですか。ギリヤーク尼ヶ崎。俺の父親は親知らずが生えてこなかったらしくて、俺もそんな「選ばれし者」だと思っていた。思っていたのに先月辺り右奥歯からもう1本生えてきてしまった。痛いのはイヤだから手術せずに放置している。でも最近痛い。俺もうつ令和